数十~数百名規模のメーリングリストに返信してしまい、登録者全員に個人的なメールを誤送信してしまった経験ありますか?
幸い、私はありませんが、つい先日、UoMの学生(中国人)のメール誤送信事件がありました。
それに対する他の学生のリアクションが面白くもあり残念でもありました。
彼女のメールはこうです。
「ご担当者様へ お元気のことと思います。私は4月に最後の学位論文を提出したのですが、いつ成績が分かりますか?たぶん電子版でいただけるのではないかと存じます。現在就職活動中で成績の提出が必要です。よろしくお願い致します。」
至って普通のメールです。きちんと担当者に送られていれば。
どういうわけか、彼女はこのメールをFaculty of Biology, Medicine and Health, University of Manchesterの全員が登録しているメーリングリストに送信したのです。
(誰に送ればいいかわからなかったのでとりあえず全員にという発想だったのか?)
さらに、メールを送信した時間が問題でした。
JSTで13:20となっているので、英国では午前4:20頃です。彼女は中国に住んでいて(オンライン大学院の学生かもしれません)中国時間で何気なくメールを送ったのかもしれませんが、英国で学ぶ学生たちはまだ寝ている時間です。しかも日曜日で試験・レポート提出期間の真っただ中でした。
どうやら、スマホで大学からのメールにアラーム設定をしていた学生が大勢いたようで、彼女に次々と返信が届きました。
「朝5時にこんなメールを送るなんてどうかしている」
「あなたは他の人の生活なんてどうでもいいの?」
「ここは学生のメーリングリストだから聞く場所を間違っていると思うよ」と優しく諭すものもありましたが。
事態を悪化させたのが、他の中国人たちのリアクションです。
(たぶん)同じ中国在住のオンライン大学院の学生と思われる人たちがアドバイスやら注意やら中国語で次々と返信しまくったのです。
これでアラーム設定をしていた英国在住あるいは欧州の学生たちが(たぶん)激怒し、「あなたたちのせいで完全に目が覚めてしまった」と非難のメールを送りました。
本当はメール誤送信した学生がすぐに謝るべきで、そうすれば事態はここまで悪化しなかったと思うのですが、その後彼女は謝るどころかこの事態から姿を消してしまったのです。
怒る欧州の学生たちに対して、中国の学生が「まあまあ、funnyなことなんだからそう怒らずに冷静になろうよ」と全く空気の読めないメールを送ってしまい、(たぶん)欧州の学生たちは完全にキレてしまい、何十名もの学生たちが、
Please remove me from this mailing list!
と送信。
英国・欧州の学生たちは日曜日の朝から大変なことになったようです。
私は参戦せず横目で眺めているだけでしたが、中国 vs 英国・欧州の学生闘争を垣間見ました。
国によって文化は異なり、グローバルな正しさってよく分かりませんが、とりあえず一言謝ればよかったのに、と。
大学院は自分一人で学ぶ場ではありません。仲良く学ぶ上で、礼儀正しさを身につけることも大切ですね。