前回、MBAのDissertationを学術誌に投稿しようということになった話をしました。
Supervisorの指導教官に論文を修正してもらい、美しいBritish Englishの論文が完成しました。
私のわがままを聞いてもらい、最初はSocial Science & Medicineという社会医学系の学術誌に投稿しましたが、あえなくReject。
その後、ElsevierのTransferシステム(かなりテキトー。キーワードだけで投稿先を選択している感じでpoorです!)により老年医学系の雑誌に投稿されましたが、Editorial decisionにてReject!
この経緯を共著者に説明したところ、「お前の論文はMBAの論文でビジネス関係なんだから、ビジネスの学術誌に投稿せいや。」とsupervisorのTaTa先生にご意見いただきました。
TaTa先生の投稿指定先はJournal of Business Research!
私は医学関係の学術誌以外は門外漢ですが、この学術誌、インパクトファクター10以上の超一流学術誌ではないですか。
TaTa先生はその後もメールで、「お前の論文はマーケティングにも関連するのだから、Journal of Marketing (IF: 17.741)とかJournal of Consumer Research (IF: 8.612)もいけるやろ。」とかなり強気のご提案。
先日、Journal of Business Researchに投稿したのですが、これからRejectに次ぐRejectを受けるのだろうなあとちょっと暗澹たる気分になりました。
しかし、専門ではないですが失うものもありません。
果敢にチャレンジしようと思います。
無事どこかにacceptされたらまたご報告いたします。
私にとって最も糧となったMBAの学びは、Dissertationを書きながらHealthcare managementについての文献に触れ、この分野をさらに学びたいと感じたことです。
経営戦略論・ファイナンス・サプライチェーン・リスクマネジメントなどいろいろな分野についてさらっと学びましたが、起業しようとか会社を大きくして利益を上げようとかは思いませんでした。
それぞれ組織を運営する上で必須の知識であり、自分の関与する組織運営に活かすつもりですが、私に響いたのはそうした個人的な視点ではありませんでした。
少し大げさですが、人間社会全体のマネジメントとして自分にできることは何かを考えるきっかけになりました。この辺はMPHでの学びにつながっていきます。
高校・大学のときに志した人類学の視点に、二十数年の時を経て戻ってきたような気がします。
広い視野をもち、自分の専門的な視座から社会をどのように見るか。そして、見えたものをどう捉えどう関わっていくのか……。
十年後にまた振り返りたいと思います。