最近、カナダの大学教授とイランの新進気鋭の研究者から、Effects of functional foods on diabetesというテーマで本の一章を執筆してくれないか、との依頼を受けました。
ほぼ同時に同じようなメールを受信して少し驚きましたが、一体なぜ私なんだ?というのが正直な気持ちです。
確かに、Functional foods for type 2 diabetesという論文を数年前に執筆しましたが、私は決して機能性食品の専門家ではありません。
「私でいいのか?」という旨の返信を送ったところ、「お前で良いのだ。」という回答であったため、この仕事、謹んで受けることにしました。
原則、貴重なお仕事のお誘いは断らない、自分がお役に立つのであれば執筆活動は本望、本懐であります。
ちなみに、日本の出版社から”自費”出版のお誘いを受けることもありますが、全力でお断りしております。
いいカモになるだけですから。
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ある程度業績(英語論文)ができると有象無象の学術誌から論文投稿の依頼が来ます。
「ハゲタカ雑誌」は論外ですが、私は以下の条件を満たせば原則お断りしない方針です。
- 投稿・出版に際してお金(article processing charge)を取らない。
- 雑誌がPubMedやScopus,Embaseなどの信頼できるデータベースに収載されている。オープンアクセス誌の場合、少なくともDOAJ (Directory of Open Access Journals) に載っている。
- Editorial managerではなく、Editor自身が招待メールを送っている。
今回のお誘いは両方ともEditorである研究者が直接コンタクトしてきました。出版社もElsevierとCRC pressということで信頼できます。
あとは書いて、書いて、書きまくるのみ。
残念ながら、いわゆる一流学術誌からお誘いを受けたことはありません…力量不足ですね。
いつの日か、我が国の出版社からも、「本を書いてくれませんか?」と依頼を受けたいものです….。
商業出版の場合、出版社は”売れる”本にしなければならないので、いくらかはエンターテインメントの要素が必要でしょう。
著者の社会的地位・知名度が超重要なのは言うまでもありません。
自分はまだまだその領域に達していませんが、ひとつの目標として、今後も研鑽を積みたいと思います。
