ついに3つ目の大学院を修了しました。
Master of Reserach (Public Health)となりました。オンライン大学院の学位ですが、MBAのときと同様、Dissertationの指導が丁寧でした。
そして、これもMBAのときと同様、Supervisorがいい人でした。学位論文の初稿に対するコメントも的確でしたし、人柄も(会ったことはないけど)良かったです。
2017年から集めていたデータのAnalysis of existing dataという形になりましたが(研究そのものはprospective study)、評価は78/100点。OutstandingではないけれどExcellentをいただきました。
University of Manchesterのオンライン大学院を振り返ってみて、何よりも素晴らしかったのは図書館です。オンラインでどこでもアクセスできますが、欲しい文献はほとんどありました。大学院の講義用だけでなく、自分の研究にも使い放題でした。卒業後もずっと使わせて欲しい…。
次に良かったのは充実のウェビナーです。履修していない科目のウェビナーにも参加できるのが良かったです。オンキャンパスのミーティングや講義もあるので、英国に行ってハイブリッドで学びたい人にも良いと思います。
欠点は…採点の遅さです。Dissertationは提出してから成績が出るまで3か月かかりました!Supervisorに2回も採点どうなってんの?連絡をしてしまいました。ハンドブックには30日後に最初のフィードバックを送ると書いてあったのですが…。
そして、オンライン大学院の本質的な欠点とも言えるかもしれませんが、フィジカルコンタクトが基本的にはないため達成感がいまひとつです。Dissertationを書く過程でそれなりに労力が必要だったのですが、今回はPublic Healthという自分の仕事に近い分野であったこともありあまり困りませんでした。
複数の大学・大学院で学びを進めて来て、自分の中で興味のある分野も少しずつ変わってきていて、若いころは人類の起源や文化の進化、ヒトとは何であるか?みたいな基礎的かつ大きなテーマをやりたかったのですが、私も歳をとったのか、そういうテーマは極めて面白いとは思いつつさらに学ぼうとは思えなくなりました。
医学→Business and Management→Public Healthと、実学の道を歩んできたのもあり、興味は薄れつつあります。
純粋さを失ったのかもしれません。
基礎研究に対するあこがれは尽きないのですけれども。
いずれにしても、大学院など系統立てて何かを学ぶのはしばらくお休みです。
最近は古事記、量子論、行動経済学、ヘルスケアマネジメント、AIなどに興味を惹かれています。聞きかじる程度ですけど、時代のトレンドに遅れないように学びのアップデートを行いたいと思います。
