MPHについて・破2

今年初め、Health Promotion Theory & Methodsのfinal assignmentも無事提出し、成績発表を待っている状態でしたが、先日結果が返ってきました。

Grade 66/100で”Good”という判定(70以上が”Excellent”)でした。

まあこんなもんかなという感じです。ただ、今回は英文校正をせずに提出してみました。

英語のネイティブスピーカーにプロフェッショナルな英文校正を依頼しなくてもそれなりの成績を取ることができると分かったのは収穫でした。

言語間の障壁を低くするプログラム開発は着実に進んでいます。DeepL、Grammarly、そして何でも答えてくれるChatGPTは日本語⇔英語の翻訳も実に流暢にこなしてくれます。

これらのAIプログラムを駆使すればエッセイの一つや二つすぐに書けてしまうでしょう。

しかし、MPHのアサインメントはMBAと同様、ある程度「新規性」が求められます。

既存の公衆衛生政策について論じても良い成績は得られないので、今まで発表されていないオリジナルの政策を過去のエビデンスを参照しながら立案する必要があります。

“新しいものをつくる”という点においては、人間の方がAIプログラムより優れているようです。少なくとも現時点においては。

一方、前述の言語の翻訳より多くの人が好むであろう音楽や絵画の製作などに関してはAIプログラムの方が優れているのではないでしょうか?

一般化・パターン化できる分野において、人間はAIにかなわないでしょう。

MPHは1月末からDigital Public Healthという講座に進みました。

Public HealthにおいてもデジタルトランスフォーメーションやAIの活用は避けては通れないテーマです。